お金のロードマップ26話 金持ち父さん貧乏父さんの教え3vol.11 自分のビジネスで資産を生み出す!しかしビジネスと職業は異なる
こんにちは。カコマナパパです。
前回は我々は誰のために働いているのかというお話をしました。そしてそこから抜け出して本当の資産を築く状態を目指すことが豊かな人生に繋がっていくという内容でした。
前回のまとめですが、
①他人、政府、銀行のために働く状態から抜け出そう
②経済的自立とは、資産が生み出すキャッシュフローが毎月の支出を上回った状態をいう
③ラットレースから抜け出したら資産を増やすために資産にふたたび余剰分を組み込む
今回からは金持ち父さん貧乏父さんの教え3に入っていきます。
ビジネスというワードが出てきますが、そこまで硬くならずに読んでいただければと思います。
目次
ビジネスと職業は違う
ビジネスと職業はまったく違うものなんて誰でもわかっていると思いますが、きっとみなさんがイメージしているものとは違います。
①職業とはあなたがお金のために働く場所です。
②ビジネスとは自分に収入をもたらしてくれる資産を指します。
ここで本書にもあるマクドナルドの話をしたいと思います。
みなさんはマクドナルドと聞いてどんなビジネスを思い描きますか。
ハンバーガーを頭に浮かべる方がほとんどでしょうか。
実はマクドナルドは飲食業よりも不動産業のほうメインです。
マクドナルドは世界ベースで93%をフランチャイズで運営しています。フランチャイズの割合が高ければ、それだけロイヤリティ収入(商標権や特許権の使用料によって発生する収入)が高いと思われがちです。
しかし、実際マクドナルドの収入のうち賃料が63%を占めているのです。
上記①は一生他人のために働いているという特徴があります。毎日一生懸命働いても結局最後は何も手元に残らないのです。
現代の教育制度は、たくさん勉強して、良い成績をとり、良い大学や専門技術を身につける学校にいき、安定した仕事につくための準備を若者にさせることにフォーカスされています。
前回もお見せしましたが、他人のために働いている人の財務諸表は下のとおりです。
世の中の労働力の一部となって、退職まで働き続けて、お金のために働くのか。
そうではない道を模索するかはあなた次第ですね。
ちなみにみなさんは企業の生存率というのをご存知でしょうか。
企業生存率は設立から徐々に低くなります。
3年で65%
10年で6.3%
20年で0.39%
30年で0.025%(だいたい5000社に1社の計算)
驚愕の数字ですね。30年経つとほとんどの会社は存続できないということになります。新聞やニュースでも倒産率など取り上げられていますが、世の中では新しい会社が設立してはなくなり、設立してはなくなりを繰り返しています。
この数字を聞いてビジネスをやろうとは思わないと思います。
もはやこの確率はギャンブルですね。
サイコロでずっと1の目を出し続けろと言われているようなものです。
注意してほしいのは本書ではビジネス=起業ということではないということですね。
自分がその場にいて働かなければいけないのはビジネスではないと言っています。
自分の人生を生きるには
学校では自分でビジネスを持つということは教えません。
そこで習得した知識をもって、会社に入るための試験を受け、採用されて仕事を手にするのです。
そうしていくなかで、誰もビジネスを持とうという視点にはなりません。
お金持ちは常に資産に注目し、仕事に明け暮れる人は給与明細の数字ばかりを気にします。
もちろんすぐにお金持ちになるのは難しいですが、やるべきことを続けていく必要があります。
やるべきこととは何か。学び続けるのです。
そして働いているうちは仕事に全力で取り組むのです。
何を始めるにも何かをするにもお金が必要ですから、お金をまずは貯めることが必要になります。
自分の基盤をコツコツと作りましょう。
今は確かに仕事にしがみつくしかないかもしれませんが、頑張って稼ぎそのお金を簡単に消費しないことです。
大切なことはすぐにお金持ちになろうとしないことです。
仕事をしている人で何をしなければいけないかというと支出を低く抑え、負債をできるだけ抱えないようにし、確実な資産を持つと言うことです。
支出を低く抑えること、負債をかかえないようにすること、資産をもつ、ということは生活していく上で強く意識してこなかったことかもしれません。
しかしこれをできないようでは、あなたに子どもができたとき、もしくはすでに子どもがいる場合、資産と負債についてしっかりと教育できないままお子さんが社会にでることになります。
子どもの金融教育は家庭で行われることを意識しましょう。
お金がほしい、もっとゆとりのある生活を送りたいと思っているのに夫婦、又はパートナー間でお金の話をしないのはナンセンスです。
お金に触れずにどうしてお金持ちになることができるのでしょうか。
お金について話すことは恥ずかしいことではないと1話でお話しています。
人生で一番良い時期をお金のために働き、定年後に老後の準備ができていないと慌ててお金を貯め始める。
そんな人生を送らないために自分の人生は自分で切り拓いていきましょう。
まとめ
①ビジネスにより資産をもつ
②企業の生存率は30年後にはほぼ0
③すぐにお金持ちになろうとせず、支出を抑え、負債を抱えず、資産をもつ
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