お金のロードマップ15話 金持ち父さん貧乏父さんvol.0 お金について考える






こんにちは。カコマナパパです。

前回は支出を平準化して毎月の支出を抑え、貯金にまわしていくということについてお話ししました。

前回のまとめとしては、

①支出の平準化により現在手元にあるお金の価値を大切にしよう

②ローンを推奨する考え方ではない

③迷った時はお金について詳しい人に相談する

でしたね。

 

今と未来のお金の価値について考え、今できることからコツコツやっていきましょう。

そしてお金という分野は誰もが学んでこなかった分野です。知識のある人に相談するなど誤った選択をしないようにしていきましょう。

 

さて、今回は僕が職場の上司に勧められて読んで衝撃を受けた一冊についてこれから書いていきたいと思います。

その名も「金持ち父さん貧乏父さん」です。

誰もが一度は聞いたことがあったり、読んだことがある本かもしれません。

この本は僕の生き方を変えてくれた著書になりますので、ぜひみなさんに紹介していきたいと思います。

 

目次

お金のイメージ

みなさんは「お金」をイメージした時にどんな印象・感情が沸きますか。

楽しいイメージでしょうか。嬉しいイメージでしょうか。ワクワクする感情でしょうか。

それとも嫌なイメージでしょうか。後ろ向きな感情が沸くでしょうか。口に出してはいけないと思うでしょうか。

このイメージこそがお金持ちになれるかなれないかのまずは入り口かもしれません。

 

しかしほとんどの日本人は成長していく中で、お金に対してマイナスなイメージが植えつけられるように教育されてきました。

そのことについて話すことが悪だとさえ言うような雰囲気が醸成されています。

今でこそ高校生からお金の勉強が取り入れられたり、NISAという少額非課税制度がさらに拡充されるなど個人資産を増やしていこう、お金について知識をつけていこうという流れになっていますが、根付いた感情はそう簡単には払拭できません。

例えばコンビニで買い物するとき、スーパーで買い物するとき、光熱費や住宅ローンなどを支払うときにどんな感情でしょうか。

お財布からお金を出したくないというマイナスな感情がないでしょうか。

お金との向き合い方になりますが、まずはお金に対する負の感情をなくしていくことが大切です。

お金をだすときは感謝の気持ちを忘れない

これこそが大切なマインドになります。

これからお金がなくなるのにそんな前向きな感情になれない、という方もいるかもしれませんが、あなたはお金が欲しくないのでしょうか。

ほとんどの人は欲しくて欲しくてたまらないと思います。

しかし、そんな感情を全面に出すのはいけないことだと思い込んでいないでしょうか。

それが悪いことだと誰かが言ったでしょうか。

それはあなたの周りの環境、周りの人たちが造り出した空気感です。

 

野球やサッカーの試合をするときに「負けたい」と思って試合に臨む人はいるでしょうか。

ピアノの発表会のときに「失敗したい」と思って望む人はいるのでしょうか。

ダイエットをするときに「不健康になりたい」と思って運動する人はいるのでしょうか。

「お金だけ」に囚われて執着することは好ましくありませんが、少なくともお金に対してポジティブで前向きな感情で向き合いましょう。

話はまずそこからだと思います。

お金について考える

本書ではお金に関する考え方で以下の2つが提示されています。あなたはどっち派でしょうか。

①「お金への執着は悪の根源」

②「お金がないことこそが悪の根源」

 

もしかするとあなたの頭の中では②を選ぶかもしれませんが、実際行動するときは①のほうに行動が傾くかもしれません。

お金について人前で話すのは恥ずかしいことだ、いけないことだ、お金が欲しいなんて言ってはいけない、というように思っていないでしょうか。

しかしこれは今の日本では仕方ないことで「お金に関する教育」というのは学校ではされてきませんでした。

となればどこで学んでいくのか。

「家庭」になります。

この家庭教育でお金に関する価値観や考え方が根付いていきます。

 

あなたは子どもにおもちゃがほしいと言われたらなんと答えますか。

A:そのおもちゃを買うお金はない

B:どうやったらそのおもちゃを買うお金を作り出せると思う?

 

Aと答えた場合、子どもはお金はないと断定され、否定され、頭が働くのを止めるでしょう。

Bの質問は疑問を投げかけていますが、この質問の本質はどこにあるでしょうか。

実際にお金を作り出す方法でしょうか。

察しの言い方なら気づいたかと思いますが、「頭を働かせる」ことを要求していますね。

毎日筋トレしたりランニングしたり体を鍛えることと同じように頭も鍛えるのです。

要は「金トレ」です。

経済的に豊かになるのも貧乏になるのも「金トレ」次第です。

本書では頭にも適度に運動させ学んでいくことで経済的に豊かになる可能性が高まると述べています。

学生のうちは数学や英語、化学などの学問を学んできましたが、社会人になった途端学ぶことを止める人が多くなります。

学校・大学という枠を飛び出し、社会に出たら今度は社会という枠で学びを続けていく必要があります。

対極的な考え方をご紹介しましょう。あなたはどっち派か考えてみましょう。

Q1-1:家は最大の投資であり、最大の資産

Q1-2:家は負債

 

Q2-1:一生懸命勉強すればいい会社に入れる

Q2-2:一生懸命勉強すればいい会社を買うことができる

 

Q3-1:経済的に会社や政府が自分を守ってくれる

Q3-2:経済的に他人に依存せず、自分に依存する

 

あなたの考え方や価値観がありますので、どちらが正解というものではありませんが、お金持ちマインドの場合、2番の思考のほうがよりお金持ちになる可能性が高いと思います。

 

その人の頭の中の考えがその人の人生を作る、と言われるように「私はお金持ちになれない」という言い続ける人より「私はお金持ちになれる」という言い続けた人のほうが経済的に豊かになる可能性はぐっと高まります。

 

本書にも書かれていますが、あくまで書かれていることは「指針」であり、正解ではありません。

しかし本書に書かれていることは数多くの人の心を動かし、学びを与え、行動を起こさせてきました。

ぜひ一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

①お金に対するイメージをポジティブで前向きなものにしよう

②お金について話をしたり、お金を欲することは悪ではない

③お金について学び、「金トレ」をしよう






お金

Posted by kaku1022