お金のロードマップ3話 貯金について
こんにちは。カコマナパパです。
前回は「貯金と預金」について勉強していきました。
簡単なおさらいですが、
①預金とは「銀行に預けているお金」のことで企業がお金を預けるという意味合いが強かった。
②貯金とは「ゆうちょ銀行に預けているお金」のことで国民がお金を貯めるという意味合いが強かった。
でしたね。
今回は「貯金」についてお話していこうと思います。
貯金も預金も性質は同じですが、広義的には金融機関にお金を入れることを貯金と呼びますので、ここでは「貯金」と呼ぶことにします。
※もともとは貯蓄を目的とするものを貯金、決裁を目的とするものを預金と呼んでいたこともあるので、貯蓄の意味合いが強い今回のお話では「貯金」という言葉を使用します。
目次
口座の種類
みなさんが預金する上で最も使用しているのが「普通預金」の口座だと思います。
普通預金
各種公共料金や代金、クレジットカードなどの口座自動振替が契約でき、給料、年金、配当金などの受け取りに指定できる決裁口座として国民のほとんどが持つ口座となっています。
当座預金
一般に事業者や法人などの預金者が手形や小切手の支払を決裁するための口座です。日本の法令では当座預金は無利息となっています。
預金口座の残高を超える支払請求があった場合、契約した限度額の範囲で金融機関が不足額を貸し付けて支払う契約を結ぶことができる『当座借越』という機能があることも特徴です。
定期預金
満期日または据置期間中の払戻をしない条件で一定の金額を預け入れる預金口座です。
金融機関おいては、期間内に流動の少ない資金として貸し付けや運用が行われることに対応し、期間に応じ普通預金よりも高い利率がつくのが特徴です。
譲渡性預金
第三者に満期日前に譲渡することができる定期預金のことです。
通常銀行の定期預金は第三者に譲り渡すことはできませんが、銀行が無記名の証書を発行することで譲渡が可能となります。
発行金額や期間、金利など発行条件を自由に設定することができます。
1961年にアメリカのシティバンクが発行したのが始まりで、その後、ユーロ市場に波及しました。日本では1979年から発行されるようになりました。
このように口座といってもたくさんの種類がありますが、一般の人が主に持っているのが先ほども言いましたが、普通預金口座でしょう。
ちなみに貯金の「貯」の字ですが、「子安貝(こやすがい)」と言われる中国では貨幣として用いられていたものを象徴として「物をたくわえるための器具」という象形から貨幣を「たくわえる」を意味する「貯」が成り立ったと言われています。
貯め方
お金の貯め方は人それぞれだと思います。
先取り貯金、いわゆる積立貯蓄口座や財形貯蓄制度への加入、口座を複数つくり、給与口座・貯金用口座・娯楽用口座と分けて管理したりとさまざまだと思います。
貯金とは端的に言えば「お金を使わないこと」です。もっと言えば、「支出を先延ばしにすること」です。先延ばしにすることで将来使うことができるお金がそのまま残りますよね。
給料が口座に入り、その月の支払やお小遣いがひかれたあとに残ったお金を貯金しようと考える人がいますが、それではほとんど貯金できません。
「貯金できる人」と「貯金できない人」の違いは「いくら貯金するか」事前に決めているということです。
代表的な貯金の仕方の一つとして「バビロンの大富豪」という著書にあるように
収入の10分の1を貯金する
というものです。
月の収入が20万円であれば2万円、30万円であれば3万円貯めると「決める」ことが大切です。
そうすることで10か月も継続すればあっという間に1ヶ月分の収入になります。
そして残りの10分の9で生活すると「決める」ことです。
人は手元にお金があれば使いたくなってしまうものです。
ですので、収入が入ったらすぐに別の口座に決めた金額を移すことが大切です。
このことについて解説している動画がありますので、リンクを張っておきます。
1章あたりの時間も短く要点がまとまっておりすごくわかりやすいので、ぜひ見てみてください。
第7章までありますので、興味がある方はお金の知識を学ぶためにぜひご覧になってください。
基本的なことですが、とても大切な教えがそこにはあります。
本動画では「七つの知恵」ということで1つ1つの動画でその知恵を解説してくれていますので、ぜひ全ての知恵を覚えてみてください。
繰り返し勉強するためにチャンネル登録することをおすすめします。
まとめ
①貯金とは「お金を使わずに支出を先延ばしにする」こと。
②「収入の10分の1を貯金する」などと明確な数字を決めて貯金額を決めること。