お金のロードマップ14話 支出の平準化で毎月の貯金額を継続しよう!!今と未来でお金の価値は異なる
こんにちは。カコマナパパです。
前回は今から計画的に老後資金についてしっかり貯蓄していく必要性についてお話ししました。
前回のまとめは、
①今から老後について計画的に資金を貯めるために貯金していく
②始めるのに遅すぎるということはない
③健康であることの重要性を理解する
です。
今が一番若いということを意識して、生きているうちは必ず訪れる老後のために資金をしっかり貯めていきましょう。
それと同時にお金について勉強していく必要がありますので、前回までの13話までも機会があれば読んでいただければ幸いです。
目次
支出の平準化
さて今回は実際に僕が実践している「支出」の考え方の一部についてご紹介していきたいと思います。
とは言ってもこの考え方についてはお金についていつも相談させてもらっている友人に教えてもらった考え方になります。
先に結論から言いますと、「支出の平準化」です。
僕は奨学金の支払いを今年中に終わらせ完済するつもりで計画していました。
そんな計画をしているときに自分のボーナスの振り分けをどうしようか悩んでいました。いくら貯金にまわすのか、生活費に足すのか、というように。
ふと友人のことを思い出し、時間がとれるときに相談にのってほしいと伝えました。
相談のときはボーナスの振り分けについて自分の考えを伝え、どう思うか考えを聞きました。
友人:「いくら貯金するか金額を決めるのではなく割合で考えたほうがいい」
というアドバイスをいただきました。
毎回給料やボーナスが入るたびに「いくら貯金にまわす」「いくら生活費に回す」ということを考えている時間がもったいないので、割合を事前に決めておけば割合を乗じるだけで分配額が決まるので、時間がかからないし、迷わなくすむ、というものでした。
すごく当たり前のように聞こえますが、割合で決めるということ自体考えたことがなかったですし、迷わなくてすむという利点がありました。
その時々の残業代や支払いの状況で「いくら」と考えていては時間がかかってしまうため、僕にとっては画期的な考え方でした。
それからは給料が入るたびに手取り額に対して事前に決めた割合を乗じて貯金額、生活費を決めています。
話は少し逸れてしまいましたが、貯金をしていく上で大切な考え方になると思いますので、参考にしてみてください。
そのような相談させてもらっているとき友人から違う話をしてもらいました。
友人:「そういえば以前今年中に奨学金を返済しきるって聞いたけど、今のまま返済を続けたほうがいいと思う」
僕:「どういうこと?」
友人:「今の1万円と10年後の1万円ではお金の価値は今の1万円のほうが高いよ」
要するに、年々給料があがるということは今手元にある1万円と10年後手元にある1万円では今の方がはるかに価値がある。価値があるのにそれを支出に充てることで今できるはずの貯金のペースが落ちるくらいならローンで平準化できるものはそのままのほうがいい、と教えてくれました。
そしてこれは前話(13話)にも通じる話ですが、基本的に95%程度の人は働いているうちに貯めなければいけず、10年後僕が健康で働き続けている保証はどこにもありません。
だからこそ平準化できる支出は平準化して今できる最大限の貯金をすることがとても大切になっていくんだと思いました。
※ローンを組むことを推奨しているものではありませんので、その点は注意してください。
実践している平準化の例
参考になるかはわかりませんが実際に僕が実践している支出の平準化の例を紹介します。
①奨学金
繰り上げ償還をすることが可能ですが、今の支出を抑え、貯金するために繰り上げ償還はやめました。
②固定資産税
僕は土地と住宅を所有していますので、毎年固定資産税の支払いが発生します。これは地方自治体から通知が届きますが、一括支払いと分割支払いがあります。
この分割支払いは通常のローンと違い、分割払いに伴う利息が発生しませんので、一括払い分を単純におおよそ8分割した金額を毎月決められた期日までに支払っています。
ボーナスで一括で払うと言う考え方もあると思いますが、毎月の給料で生活が成り立っているのにせっかく普段より多く貯金できるタイミングを無駄にしたくないので、毎月の給料から固定資産税を支払っています。
③車検代
軽自動車を所有しているのか乗用車なのか、外車なのかで車検代は変わってきますが、クレジット払いをする方が多いのではないでしょうか。
基本的におおよそのクレジットカードであれば2回払いまでは金利は発生しない(クレジット会社などのHPで確認は必要)と思いますので、一括払いよりは2回払いで多少の支出の平準化を図っています。
3回払い以上は高い金利が発生する場合がありますので、どの程度の利息まで許容範囲か決めておくのもいいかもしれませんね。
①~③は実際に環境や状況によってあったりなかったりするかと思います。あくまで考え方ですし、家庭環境や収入の取り方など、それぞれ違いますので、支出の平準化を推奨するものではなく、そういった考え方もあるということで参考にしていただければ幸いです。
今自分の手元にある価値を大切に未来に向かって貯金を楽しみましょう。
まとめ
①支出の平準化により現在手元にあるお金の価値を大切にしよう
②ローンを推奨する考え方ではない
③迷った時はお金について詳しい人に相談する
補足:③について、どのような人を基準とするのかは「バビロン大富豪の教え」を要約した下記動画を参考にしてみてください。