お金のロードマップ28話 金持ち父さん貧乏父さんの教え4vol.13 税金とは本来誰のためのもの!?






 

こんにちは。カコマナパパです。

前回は資産を築くさいは熱中できることにフォーカスして、今の仕事を続けながら資産を蓄えて行こう、という内容でした。
お金持ちになるために近道というものはないですが、成功者に学び、成功者の真似をしていくことでより確実な道を歩めるはずです。何事もコツコツと続けていくことが必要になります。
前回のまとめですが、
①資産を築くときは好きであることに取り組む
②今の仕事を続けながらコツコツ蓄えて行こう
③当たり前のことを当たり前だと思わず口より先に行動していこう
でした。
日本は世界を見渡した時、とても恵まれた国だと思います。
家庭の状況は千差万別だと思いますが、衣食住が備わっていて、食べ物を保存できたり、温めたり、毎日お風呂に入れたり、トイレは水洗だったり、蛇口をひねれば水が飲めたり、当たり前のことを当たり前と思って過ごしていませんか。
そんな状況に文句ばかり垂れるのではなく、考えて行動しましょう。

さて今回は誰もが今や毎日のように支払っている税金について学んでいきましょう。

 

目次

日本の税金

今でこそ所得税やたばこ税、酒税などというようにお金として税金を支払っていますが、昔は違いました。
少し過去から税の歴史について見ていきたいと思います。
飛鳥時代(約700年頃)は租・庸・調という仕組みにより税金が課せられていたようです。
租は田んぼで収穫したお米(だいたい3%)、庸は都で働くということ、つまりは労働により税を納め、調は布や特産物を税として納めることでした。
安土桃山から江戸時代にかけては豊臣秀吉が全国の土地調査を行い、農地の面積だけではなく、農地の収穫高などを調べて年貢を納めさせていました。当時の税率はなんと「二公一民」という収穫の3分の2を年貢として納めるという今では考えられない厳しさでした。
明治時代になると1873年に地租改正が行われ、地価の3%を地租として貨幣で納めさせました。固定資産税のような仕組みですね。
そして大正時代から昭和初期にかけては、戦費調達のために増税が続いたそうです。1940年には源泉徴収制度が採用され、1946年には日本国憲法が公布され、教育・勤労に並ぶ三大義務として「納税の義務」が定められました。
みなさんがよく払っている消費税ですが、1989年に商品やサービスに対して3%の税金が課されました。1997年には5%の税率になり、2014年には8%、2019年には10%にまで税率は引き上げられました。約30年間で消費税は0%から10%にまで変わるという驚異的なスピードであり、今後も消費税引き上げは検討されていくことでしょう。
賃金のあがらない今の世の中において増税ばかりが先行していますが、節約や今の家庭状況の見直しを図り、備えていく必要がありそうですね。

 

税金とは本来誰のためなのか

消費税は本来誰のためのものなのかというお話しをする前に少し世界の税金にも触れておきたいと思います。
アメリカとイギリスも本来は税金がなかったのですが、イギリスでは1874年に国民から所得税が毎年取り立てられるようになり、アメリカでは、1913年に所得税が取り立てられるようになったそうです。しかしながら今まで税金を取り立てていなかったため、アメリカもイギリスも所得税を課税するという考えを定着させるのに50年もかかったようです。
ではなぜ税金が国民に受け入れられるようになったのかというと政府が「税金は金持ちを罰するために課す制度である」と吹き込んだためです。
そのため、それに賛同する国民が多く、その税法に賛成票を入れ、憲法が認められましたが、結局はお金持ちかを罰するためを目的とした税法が中流以下の人々を罰するためのものになってしまったという経緯があります。
ちなみに消費税は国民全員に一律で税金を徴収できるというメリットがあり、消費税は前述しましたが、どんどんあがっていくと私は思っています。

参考までに世界各国の消費税率の比較グラフを掲載します。

消費税の標準税率(2022年1月現在)※国税庁HPより引用

ヨーロッパ各国が軒並み高く、アジアは低い水準となっております。ヨーロッパのように税率は高くても教育や社会保障に対してバックアップがしっかりしていればよいのですが、借金漬けの日本には期待が薄いのも確かです。

税金に対して疎いということはそれだけ搾取されやすいということです。
自らを守るのは知恵と行動です。
そこにただ留まっているだけでももはやリスクということも知ってほしいです。

 

まとめ

①消費税とは比較的最近導入された税金である
②税金を取り始めた政府はそれを旨味に思い、さらなる増税をする
③税金に疎いということはそれだけでリスク、しっかりと学んでいこう

 

 






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Posted by kaku1022