お金のロードマップ21話 金持ち父さん貧乏父さんの教え2vol.6 資産と負債の違いを知りお金の流れを学ぼう
こんにちは。カコマナパパです。
前回はお金について知るということを考えていきました。不確定で不確実なこの世の中で生きていくためになくてはならないお金についてしっかり学んでいきましょう。
電気代も徐々に上がり始め、一度の買い物での会計が以前より高くなり食料品の値上がりも感じつつ、消費税が15%にあがる可能性があることを思うとこのままではいけない、何か行動していかなければと思う今日この頃です。
前回のまとめですが、
①お金持ちになりたければお金について勉強する
②お金に関する知識という基礎を築く
今回タイトルにもあるように資産と負債について勉強していきたいと思います。
目次
資産と負債
広辞苑でこの文字を検索してみると、
資産とは「現に人や団体が保有する土地・建物・金銭・債券・株式などの積極財産。」
負債とは「他から金銭・物資を借りること。」
とあります。
ではお金持ちになるにはどちらを保有すればいいでしょうか。
そう。資産ですね。我々は資産を手に入れる必要があるということです。
負債を持ちたいという人はほとんどいないと思いますが、「負債とは何か」を理解しないといつの間にか負債を抱えていることになるかもしれません。
金持ち父さんの教えに
金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む
とあります。
何が資産で、何が負債なのか知識を身につけ、判断していくことが大切ですね。
前述したように資産とは、負債とは、と言葉を書いてみましたが、具体的にはそのものが示す数字が何を表しているのか、ということが大切です。
本書は資産と負債をすごくわかりやすく表現しているので、紹介します。
資産はポケットにお金をいれてくれるもの
負債はポケットからお金をとっていくもの
小学生でもわかる表現ですね。
このお金の流れを理解していることがとても大切です。
前話でお金の知識のことを「ファイナンシャル・リテラシー」とお伝えしましたが、正確にはファイナンシャル・リテラシーとは「お金の読み書き能力」のことを言います。
この能力があるかないかが鍵であるということです。
お金に関する文字と数字が読めないという問題がある人はお金に苦労する可能性があります。
反対にお金の読み書きができるということはそのお金を失わずに持ち続けることができるということです。
ではお金の流れが語る物語を見ていきましょう。
お金の流れ
お金の流れを知るために「損益計算書」と「貸借対照表」というものを使用します。
簿記を勉強したり、経理の仕事をしたことがある人なら知っている知識ですね。
損益計算書は「P/L」とも呼ばれ、「Profit and Loss Statement」の略です。
利益と損失の状態になります。
簡単にいうと「入ってくるお金」と「出ていくお金」のことです。
貸借対照表は「B/S」、いわゆるバランスシートとも呼ばれ、資産と負債のバランスをあらわしています。企業が使う貸借対照表は資産と負債の他に純資産という勘定も入ります。
下図はお金がどこに流れていくのか表しています。
一般的に資産を持っていない人のお金の流れは②です。
負債の代表例は借入金、いわゆるローンでしょう。
家は資産なんて言われたりしますが、住宅ローンを組んでしまえばそれはもはや負債ですね。一概に家が負債となるわけではありませんが、時と場合によります。
基本的に②のお金の流れがたいはんだと思います。
①の流れをつくっていくことがお金持ちに繋がることは言うまでもありません。
しかしながら、ほとんどの人はいつまでも②のままです。
それは①の状態になるまでコツコツと継続が必要だからです。
①の流れを手に入れたとしても、①>②の関係性にならなければいつまでもお金の奴隷のままです。
今ある月々の支出を資産からの収入が上回る必要があります。
社会人になり、多くの人は学びをせずに、会社に行くことを選びます。
そこに何も疑問を抱かず、『なんとなく』『とりあえず』の人生を過ごします。
支出したお金は自分のところから他人のところに流れていきます。
いきなり資産を買うということが難しい世の中になっていますが、支出の量は自分の意思でコントロールできるはずです。
そのためにはお金を管理して、学んで、活かしていく必要があります。
お金を活かしていくという工程は一番最後になるので、まずは支出を管理して、お金について学んでいきましょう。
現代の1日で得られる情報量は江戸時代の1年分とまで言われる超ネット時代を有効活用して、毎日コツコツとできることをやっていきましょう。
まとめ
①資産とはポケットにお金を入れてくれ、負債とはお金をとっていくもの
②お金持ちになりたければ資産を手に入れる
③お金の流れを理解して、お金を管理し、お金について学び、お金を活かしていこう
次回はもう少し具体的なお金の流れを一緒に勉強していきましょう。
|