お金のロードマップ41話 金持ち父さん貧乏父さんの教え6vol.26 「与える」人こそお金持ち!「もらう」だけでは成功しない






前回のまとめですが、
①長い目で見て「何を学べるか」考え、行動しましょう
②覚悟を持ち、やると「決心する」ことが大切である
③広い知識を持ち、「知らないこと」をやめよう
です。

長期的な視点をもち広く知識を身につけていきましょう。深く突き詰めることも大切ですが、専門化しすぎると身動きがとれなくなります。選択肢を増やすためには今持っている知識や技術をさらに広げていくことが必要です。

今回で金持ち父さん貧乏父さんの教え1~6の内容を終えます。
次回からは実践編を紹介していきたいと思います。

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目次

必要なスキルを身につける

本書では専門的な身につけるべき能力は「売る能力」と「コミュニケーション能力」だと述べられています。
「売る能力」とはセールスとマーケティングです。セールスと聞くと押し売りのようなことをイメージするかもしれませんが、セールスの技術を学ぶと「失敗と拒否に対する恐怖心」との戦いになります。誰もが恐れる失敗と他人からの拒否反応です。物を売るということは相手の需要(望むもの)を理解することです。言い換えれば「相手を知る」ということです。ここで勘違いしてはいけないのは自分がやられたことは相手も嬉しいという思い込みです。これは想像力不足からくるものです。相手の話をよく聞くということが大切ですね。相手が話す量が7~8に対してあなたの話す量は2~3くらいで会話することがおすすめです。あなたが話したいことが相手が聞きたいこととは限りません。傾聴というよりはヒアリングするイメージに近いかもしれません。相手が求めていること、知りたいこと、いわゆるニーズを聞き取ることが重要です。これは意識的に訓練することで身につけられますので、たくさん人の話を聞く訓練をしましょう。
そして「コミュニケーション能力」です。話す、交渉するといったコミュニケーション能力の最大化を図りましょう。話す力、伝える力、質問する力など相手と意思疎通を図り、交渉するときなど失敗や拒否の確率を下げたり、相手と自分が考えていることに相違がないように伝えられます。一方通行ではなく双方向のベクトルを意識すると良いと思います。
言葉でやり取りするだけがコミュニケーションではありません。言葉を言語と言い換えれば、その反対は非言語です。表情や声のトーン、身振り手振りなどの非言語をうまく使うことも重要です。
メラビアンの法則」という非言語コミュニケーションを意識することをおすすめします。
話の内容ではなく、それ以外の部分が相手の情報を読み取る際に大きな情報量となっているというものです。
視覚(表情、視線、しぐさ)・・・55%
聴覚(声のトーン、スピード)・・・38%
言語(話の内容)・・・7%
こういったことも知識です。「知っている」と「知らない」ではどんどん他の人との差が開いて行きます。

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「もらう」よりも「与える」

本当のお金持ちになるためには「もらう」ばかりではなく、「与える」こともしなければなりません。
本書とは違う著書『GIVE&TAKE』の中で人はギバー、テイカー、マッチャーの3つのタイプに分けられると述べています。
ギバーは25%、テイカーは19%、マッチャーは56%におおよそ分かれるそうです。
ギバーとは、見返りを求めず、自分の時間や知識、アイディアなどを相手に与える人のことです。
テイカーとは、常に自分の利益を優先させ、多くのものを受け取ろうとする「自分だけ」思考の人のことです。
マッチャーは、ギバーとテイカーの中間の性質を持ち、損得のバランスを考える人のことです。
社会で最も成功しやすいタイプというのはギバーの中でも「他者志向型ギバー」という他者との関わりの中で自分の利益も損なわない人です。他者への奉仕により喜びを感じることができればあなたも「与える」人、ギバーになれると思います。自分の時間などを損ねてしまう人は「自己犠牲型ギバー」と言われ、他社に与えすぎて、自分の利益を損ねてしまう人です。世の中には情報や利益だけを取りに来るテイカーがいるので、相手のことはより注意深く見る必要があります。
ロックフェラーやフォードという財団もお金を与えることで富を誇ってきました。
金持ち父さんの場合は「まず与えて、次にもらう」
貧乏父さんの場合は「もらってから与える」

これまで一緒に勉強してきた「持てる者」と「持たざる物」のギャップはお金のために働く専門化した人材を輩出することに特化した教育システムに起因しているかもしれませんね。
学校ではお金に関する勉強はなく、お金持ちの親が自分の子どもにその知識を継承していくことでお金持ちはお金持ち、貧乏は貧乏というように格差はそのまま世代を超えて受け継がれていきます。ぜひみなさんはお金に関する知識を学び、そして行動していきましょう。

以上がお金持ち父さん貧乏父さんの教えの部分になります。
次回から実践編を一緒に勉強していきましょう。

まとめ

①「売る能力」と「コミュニケーション能力」を伸ばそう
②「与える」人になろう
③人生を楽しむには広く知識を持とう

 

 

 

 




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Posted by kaku1022