お金のロードマップ37話 金持ち父さん貧乏父さんの教え5vol.22 刻一刻と状況は変化する!チャンスを掴むためには






 

常識を疑うことこそ現在の状況から抜け出し、自ら考え、行動する原動力になります。来る老後に向け、今からできることをコツコツと継続していきましょう。
前回のまとめですが、
①まずは基礎的なお金に関する知識を身につけよう
②現在の収支の把握と老後からの逆算をすることが大切
③自分の家計のキャッシュフローを把握し、改善点と注力点を見つける
でしたね。

お金に関する勉強をコツコツ継続し、まずは今の収支を把握、そして老後に向けてしっかり備えることが大切ですね。

目次

資産をどうするべきか

みなさんは今資産を持っていますか。
自信を持ってイエスと答えられる人以下の文章を読む必要はないかもしれません。

世の中のある言葉を曖昧なままに記憶していると大事なところで判断がつかなくなるときもありますので、迷ったときはしっかりと調べ、理解するようにしましょう。

あなたは資産運用と資産形成の違いがわかりますか。
資産運用とはいわゆる投資ですね。
株式投資や投資信託、不動産投資などがそれにあたります。
そして現在ではNISAというNISA口座内で購入した金融商品から得られる利益が非課税となる制度や60歳以上になると受け取ることができる公的年金のiDeCoという商品があります。
ちなみにNISAは金融庁、iDeCoは厚生労働省が制度を決定しています。
iDeCoは60歳まで引き出したりすることができないいわば手元にない資金になります。しかも運用中は非課税ということで非課税を全面に出していますが、もちろんデメリットもあります。iDeCoは受け取り時に「一時金」「年金」「併給」と3パターンの受け取り方を選べますが、一定額を超えて受け取ると税金をかけられてしまうという点があります。
NISAは株式や投資信託などの金融商品への投資になりますので、もちろんリスクがあります。
こうした手元にすぐに現金化できない、元本保証のない金融商品の購入をすることは将来への備えとして十分といえるかはわかりません。

そこで資産形成という話になります。
資産をしっかりと築いた上で余剰分で投資をしてみることはありだと思います。
NISAなどは投資となんら変わりありませんので、どうしてもすぐに資金が増えないと感じてしまう人はすぐに解約してしまいます。
つみたてNISAの買付金額・解約金額(2020年→2021年)を見てみましょう。
買付金額:6864億円(2020年)→1兆5291億円(2021年)
解約金額:474億円(2020年)→716億円(2021年)

買付金額も年々大きくなってきていますが、解約金額もかなりの額にのぼります。
これはたいした知識もなく、なんとなく始めたことが要因のひとつかもしれません。
お金持ちは1日にしてならずという言葉もあるようにコツコツと積み重ねることこそ資産を形成する肝です。
簡単に資産を増やせるならば世の中の人はみんなお金持ちです。
目先の利益に囚われずに、コツコツと資産を形成していきましょう。

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市場は刻一刻と変化する生き物

ここからは本書の内容を少し勉強していきましょう。
市場というものは良くも悪くも変化していきます。だからこそ投資の対象も刻一刻と変化するものだということを理解する必要があります。
テクノロジーや世界が変わればわれわれの取り巻く環境や技術も変わるように投資の対象も変化していきます。
変化するからこそチャンスは必ず訪れます。そのチャンスをチャンスだと認識できるかどうかが大切です。
そしてチャンスは行動している人の前にだけ現れます。
過去の結果などに執着するよりも未来の変化を受け入れたほうがチャンスを見逃さずにいられます。
自分の知識や視野が狭ければその分、価値あるものを見落とす可能性が高くなります。
さきほどのNISAでも解約する人が多いというお話しをしましたが、「自分が理解できないものには手は出さない」ことが投資の鉄則です。

まとめ

これまでいろいろなことを一緒に勉強してきましたが、本書の言葉を引用しながら私なりの言葉でお伝えすると、
①もっと考え、もっと行動していこう
②お金に関する基礎的な知識を身につけて資産を形成していこう
③だれにでもお金持ちになれる可能性はある
④目標を達成するためにはお金のために働くのが全てではなく世の中には選択肢はたくさんある
⑤物事を複雑化するのはいつも自分であり、物事の本質はシンプル

 

 



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Posted by kaku1022