お金のロードマップ39話 金持ち父さん貧乏父さんの教え6vol.24 お金のためではなく学ぶために働こう!身につける力はまだまだある
前回のまとめですが、
①何事も楽しむことが大切である
②赤ちゃんが転びながら歩くことを学ぶように、お金についても失敗しながら学んでいこう
③誰にも奪われることのない頭脳へ投資し、毎日自分をアップデートしよう
でしたね。
ストレス社会といわれる現代で「楽しみ」ながら何かに取り組むという根本的なことを忘れている人が多いと思います。
楽しむことで熱中でき、効率も上がり、量もこなせて、質も向上していきます。
社会人になり学ぶことを止めていく人が多いですが、突き抜けるためには失敗を繰り返しながら学ぶしかありません。
常に昨日の自分よりも成長しているように毎日少しずつでも自分へ投資をしていきましょう。
そして今回から金持ち父さん貧乏父さんの最終章に突入していきます。
常識を疑いながら、自分へ投資をして、お金のために働くという概念を塗り替えていきましょう。
自分に何が必要なのか考える
私は相手方から何かアドバイスをいただくときに大切なのは誠実さ・素直さだと思っています。
あなたの価値観や考え方はあるかもしれませんが、助言をしてくれている相手方はあなたの現在の状況をみて、助言をしています。
それに対し反発し、受け入れないという態勢を作るということはとてももったいないことです。
主観的な視点で主に生活しているわれわれはどこかのタイミングで客観的な意見を取り入れるタイミングが必要です。
それが家族なのか、親なのか、同僚なのか、上司なのかはわかりませんが、自分から受け取りにいったアドバイスは一度自分の中で整理することが大切です。
人間は恒常性という変化を嫌う性質がありますので、外部からの情報を素直に受け入れられません。
成長していける人というのは自分以外の意見や考え方を吸収して、自分の中で昇華していける人です。
もちろんドリームキラー的な助言をしてくる人もいますので、内容の精査は必要ですが、、、。
ここまでお話ししてきましたが、身につけるべきものは何でしょうか。
本書と併せて私が思うものは「マーケティング」「集客」「ブランディング」です。
もちろん人によって身につけるべきポイントは異なると思いますが、SNSなどが普及している現在会社のイチ従業員というだけではなく、「自分」という存在の市場価値を高めていく必要があると思います。
中田敦彦氏(お笑い芸人オリエンタルラジオ)の言葉を引用すると「優れるな、異なれ」という言葉が近いかもしれません。
どれだけあなたが能力的に優れていても優秀な人材というのはたくさんいます。そんな中で突き抜けるのは難しく、個性や自分らしさはなかなか出しづらいですが、他の人と「異なる」というのはそれだけで差別化が図られています。
差別化されているということはそれだけあなたの市場価値が目立つということです。
SNSやメディアでも取り上げられるのは優秀な人ではなく、他と違うという点において共通しています。
お金のためではなく、学びために働くという視点を持ちましょう。
広く浅く学ぶ
広く浅く学ぶより、選択して深く学んだほうがいいという考え方もあるかもしれませんが、本書での考え方をここでは説明していきます。
「安定した仕事につく」ということはその職場で定年まで働き、知識は深くなり、その職場においては必要な人材となるが、いざ自分で何かをやろうとする場合は汎用性がなくなっていることに気が付きます。
だからこそ働いているうちも広く浅く学び、「学ぶこと」に注力する必要があります。
会計を読む能力、ビジネスのやり方、リーダーシップのとり方など幅広く勉強していきましょう。
そしてあなたがまだ20代ならばたくさん挑戦して失敗して見るといいと思います。まだ立ち直る時間もたくさんあります。
30歳を過ぎても同様の失敗をしていると取り返しのつかないことになりますので、30過ぎであれば失敗が損失とならないような堅実な方法をとるほうが望ましいです。
挑戦をしないということではなく、より丁寧に実行していこうという意味合いになります。
前話でもお話ししましたが、知識や経験は誰にも奪われることのないあなただけの「財産」です。
人生一度きりです。立ち止まっている時間はありませんので、ぜひコツコツ学び続けていきましょう。
まとめ
①学びには誠実さや素直さが必要である
②身につけるべき能力を見定め、自分の市場価値を高めよう
③広く浅く学ぶことも大切である