お金のロードマップ13話 計画的に今から老後資金を貯めよう!!今が一番若いことを忘れない
こんにちは。カコマナパパです。
前回までゴールデンサークル理論について勉強しました。
簡単なおさらいになりますが、
①手段より目的を先に設定することでビジョンを明確にする
②「なぜやるのか」ブレない核をしっかり持つ
でしたね。
マーケティングによく用いられる考え方ですが、何か目標を立てて行動していくときにも有効な考え方です。
手段や方法も大切ですが「なぜやるのか」という根っこの部分を明確にしておくことで目標を見失わずにいることができます。
さては今回は今や誰もが考えている老後資金について考えていきましょう。
20代~60代の男女、合計800名を対象に「老後資金に関する調査」(松井証券株式会社調べ)を少し紹介させてもいらます。
「あたなの現在の世帯貯蓄額と、あなたが思う、現在の生活における理想の世帯貯蓄額」の質問では
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | |
現在の世帯貯蓄額 (中央値) |
100万円 | 300万円 | 350万円 | 500万円 | 1200万円 |
理想の世帯貯蓄額 |
480万円 | 1000万円 | 1000万円 | 2000万円 | 3000万円 |
「老後に不安がありますか」という質問に対して「不安がある(43.1%)」「やや不安がある(40.5%)」と全体の8割以上(83.6%)が「老後に不安がある」という回答だったそうです。
さらに「老後に不安がある(83.6%)」と回答した人を対象に「あなたは何に不安を抱えていますか」と質問したところ1位「老後の資金(79.5%)」、2位「老後の健康(53.1%)」という結果になりました。
ほとんどの人が老後の資金に不安を抱えているが、現状の貯蓄ではそれは払拭できないでいることがわかりますね。
目次
老後資金を計画的に貯める
老後の準備は早ければ早いほどよく、遅すぎるということはありません。
人生100年時代を言われる現代、「今だけ」よければいいという考え方は捨て、未来に目を向ける必要があります。
いずれ誰もが訪れる老後に向けてしっかり準備をしていくことが大切ですね。
早く準備すればするほど、隣の準備していない人よりは有利になっていきます。
周りの人が何もしていないから自分もしない、しなくてもいい、という考えではなく、そうした周りの状況を疑ってみましょう。
具体的に何をするのか。
当たり前のことですが、老後に向けて「貯金」するのです。
当たり前すぎるかもしれませんが、長期的な計画にはこの「貯金」することが欠かせません。
お金は自然と沸いてはきません。
そしてもっと当然のことを言います。
貯金は働いて稼いでいるときにしなければなりません。
仕事を引退したらあなたの収入源は何ですか。年金では貯金することはままならないでしょう。
「今」このときから少しずつ動き出さなければ気づいた時には40代、50代そして貯金がないっていうことにもなりかねませんね。
すでに働いている人は「お金の使い方」を学ぶべきでしょう。
ここで活きる考え方はバビロン大富豪の教えの2つ目「自分の欲求・欲望と必要経費を混同しない」です。
本ブログに詳しく解説してくれている動画のリンクも貼ってありますので、ぜひご覧ください。
そして貯金するという行為に対して暗くネガティブなイメージを持っている方もいるかと思います。
しかし、貯金とは「お金を使わないこと」ではなく、「お金を使うことを先延ばし」にすることです。
「今」使うか、「後」に使うかの差でしかありません。
もちろん「今」使えば手元にはお金は残りません。
しかし、「後」に使うことを選択できれば貯金のペースはぐっとあがると思います。そして使うまでの間にお金を運用させて資産をつくることができます。
健康を管理する
あなたが老後のために貯金しようと決意しても体の健康状態がよくなければ働き続けて稼ぐことはできません。
そして、体の健康状態は心の健康状態にも直結しますので、エネルギーを保ち続けるためには、栄養が摂れる食生活を心がける、十分な睡眠をとる、過度なストレスがかかっていないかチェックする、定期的に運用する、といったことを欠かさないようにしましょう。
健康診断を受けて、体の健康をチェックすることも大切ですね。
また、歯科検診を受けることも大切ですね。
話は少し逸れますが、あなたは「歯の資産価値」というのを知っていますか。
国によって歯に対する考え方は異なりますが、アメリカで歯の資産価値についてアンケート調査を行ったところ一番多かった回答が「1本あたり500万円」だったそうです。
成人28本全て健康であれば総額として1億4000万円の価値が歯にはあるということになります。
日本では裁判の判例を例にさせてもらいますが、過去の判例では歯を1本失った損害賠償額として118万円の支払いが命じられたという例があります。
この場合では、28本で総額約3300万円の価値があるということになります。
歯の健康を害した場合に治療にかかる費用で出費が増えるだけでなく、歯を失った場合、健康を害した場合に歯の資産価値が下がってしまうと考える大切にしたくなりますよね。
歯だけ見ても健康である必要性がよくわかりますよね。
体全体で見た時、人は老いとともに歩く・聞く・話すという基礎動作が衰え、記憶するという能力も低下していきます。働けなくなる前に未来の問題に対して今からアクションしていきましょう。
「健康でいる」という重要性を理解して、かつ老後のために貯金をしていくということが大切になってきます。
あなたが思い描く理想に向かって行動していきましょう!!
まとめ
①今から老後について計画的に資金を貯めるために貯金していく
②始めるのに遅すぎるということはない
②健康であることの重要性を理解する