お金のロードマップ30話 金持ち父さん貧乏父さんの教え4vol.15 法律を知ること!法律を知らないと高くつく
こんにちは。カコマナパパです。
前回は消費税の歴史を勉強しながらお金持ちは会社を利用して大多数の人と同じルールでは勝負していないということをお話ししました。
前回のまとめですが、
①消費税は現役世代の負担を減らし、公平に税金を課すことを目的に生まれた
②お金持ちは会社をうまく利用している
③知識を持たざる者ではなく、持つ者になろう
④お金のその先にある目的意識を強く持とう
でした。
生きていく上での我々は法律というルールの中で生活しています。
法律を理解していくことが生きる上でとても大切ですね。
目次
税金の種類(国税・地方税)
税目を国税と地方税に分けて分類してみます。
あなたはどれくらい知っているでしょうか。
国税
所得税・法人税・相続税・贈与税・印紙税・消費税・酒税・たばこ税・揮発油税・航空機燃料税・自動車重油税・関税・とん税など
地方税
住民税・事業税・不動産取得税・固定資産税・法定外普通税・事業所税・都市計画税・宅地開発税・国民健康保険税・地方消費税・地方たばこ税・ゴルフ場利用税・軽油取引税・自動車税・軽自動車税・入湯税など
令和4年度の国税・地方税の歳入予算は以下の通りとなっています。
112兆円というイメージのつきにくい金額ですが、それだけ税金で国民から税収を受け入れ、同等の歳出があるということです。
下図は一般会計税収の推移になります。
消費税は導入された1989年以降右肩上がりで伸び続けていることがわかりますね。誰もが物やサービスを購入することから国民全体から一律で確実に取り立てることができる税金です。
消費税が5%になった平成9年、8%になった平成26年、10%になった令和元年と税収がぐんっと伸びているのがわかりますね。
消費税を2~3%上げるだけで安定した税収が期待できるのですから政府は消費税をあげたがるのは容易に理解できますね。
法律を知らないと高くついてしまう
法律を知る、ということは知識を身につけるということです。
みなさんもご存じのとおり、「知識は力」です。しかし、社会人になった途端みなさんは知識を身につけるのをやめていませんか。きっと必要最低限ですらなく、周りの人を見たり、聞いたりして自ら知識を取りに行っていないかもしれません。
職場で毎日働けば、給料日には固定で必ず基本分は約束されていますし、自分の知識が増えようが増やさまいが給料には関係ありません。
そんな潜在意識が思考停止状態でその場に留まろうとすることを全力で後押ししているのです。
高校受験、大学受験、会社の就職試験以外にみなさんが全力で脳みそに汗をかいた瞬間はありますか。
毎日なんとなく過ごしていませんか。
そのようなことでは法律に決められた税金をただ支払って、天引きされたあとの給料に文句を言っているのです。
本書での表現を引用すると「いじめっ子=税務署」というように何も知識がなければただ搾取されるだけです。
もちろん決められたルールの中で税金はしっかり納めていく必要がありますが、賢くある必要があると思います。
哲学の父ソクラテスも「知らないことを知っている」という言葉残していますが、「知らないことを知らない」ということがどれだけリスクであるか自覚しましょう。
今まで知らないでいて生きてこれたから何もしないのではなくて、知らないのであれば調べたり、人に聞いたりと知識をつけていきましょう。
学校教育はお金についての学問はありませんでしたが、考える力は我々に与えてくれました。
他の人と同じ道を歩むことが心地いいと思っているのであればお金持ちにはなれないということを本書では伝えてくれていると思います。
ぜひ今までの自分を顧みて、今から変化していきましょう。
知識がなければこれからの時代は本当に高くつくかもしれません。
まとめ
①歳入の中で消費税は安定して右肩上がり
②知識は力、学び続けよう
③他の人と同じ道を歩むことはリスクである時代がきている
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