【北海道】松前城で歴史を感じる
北海道松前郡松前町にある松前城は函館旅行の際にたまたま思い立った予定にない目的地として寄りました。
松前城
場所:北海道松前郡松前町松城144
函館フェリータミナルから車で約1時間半のところにあります。
国道228号を海岸沿いに走り、途中内陸を走り、横綱千代の山千代の富士記念館あたりでまた海岸沿いに出ます。
春に行くと松前城がある松前公園では桜が咲き誇ります。
橋の上から撮った一枚ですが、青森県にある弘前城と違い、濠(ほり)で囲まれているわけではなく、たまたまここに濠がありました。
天守閣の周りの桜は少し枯れていて満開の桜に囲まれる松前城は見ることができませんでした。
松前公園は約1万本の桜が植えられており、『日本さくら名所100選』にもなっています。
1855年に完成しましたが、類焼により焼失、その天守復元などの工事が行われ、1961年落成。
その際は、旧城下町で大名行列が行われたそうです。
現在は震度6の地震で倒壊の恐れがあり、国の耐震基準を下回っていることから2035年を目指し、木造による天守閣の本格的な復元計画があるようです。
松前城をさらに奥に進むと様々なお寺があり、先人たちが歩んできた歴史や長い年月ここにあったという建築物の圧倒的存在感を感じることができます。
繊細な造りに息をのみ、時間を忘れて眺めていました。
気づいたら家族に置いて行かれていました。(笑)
なんでも道具が揃ってしまう現代と違い、磨き上げられた技術で造られた建造物を見ていると感無量です。
天井を見上げた時、龍と目があったときはビビりました。
今までの僕だと素通りしてきたような建物にも足を止めるようになりました。
血脈桜と含めた八重桜は早咲きなので、僕が訪れたときには、若干葉桜でしたが、古木の威厳がありました。
桜祭り期間中ですと公園内に出店も出ていますので、春に北海道旅行を検討している方の参考になれば幸いです。
周辺スポット
松前城から車で2、3分のところに道の駅北前船松前がありますので、道の駅が大好きな人にはおすすめです。
オーシャンビューの絶景を眺めることができます。